福盛のすゝめ2026年4月号抜粋
「人は人の話を(そのままでは)真剣には聞いていない」。
例えば、数学の公式の説明をしているとします。生徒さんが真剣に聞いてくれたとしても、私の話すスピードが、生徒さんの思考スピードより早くなってしまったら、会話に追いつけなくなり、結果として「聞いていない(頭に入っていない)」状態になってしまいます。そのため授業では、生徒さん一人一人の表情や手の動きを見ながら思考スピードを察知し、話すテンポを調整して、理解するまでの「間(ま)」を何より大切にしています。「聞き上手は話し上手」と言われるのは、相手のテンポや間をしっかり「聞いて(観察して)」、相手に合わせた会話ができるからです。